蓬莱門

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休憩を挟んだあと、次に向かったのはチャラツナイです。
去年、案内役の想さんからチャラツナイにある蓬莱門の写真を見せてもらった時から
とっても見たかった場所だったんですよね(笑

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ポンツク浜もオーツク浜も波打ち際の石が丸いのに少し移動しただけで
チャラツナイの石はゴツゴツとしたものになっていましたよ。
住んではいないようですが小屋があったり昆布を干していたので
漁師の方でも時々来てるのかもしれませんね。

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こちらが蓬莱門。
お天気がよければもっとステキな景色だったのにと思うと少し残念~
でも、海が透明ですごくキレイでしたよー
ここで恒例、自分のためにチャラツナイの由来を書いておきます(笑

チャラツナイの語源は、アイヌ語で「チャラルセ・ナイ」つまり
<滝をなしてサラサラと流れる小川>という意味で、この小川はいまも
北大海藻研究施設から地球岬寄りにある
海上に点在する岩の中で一番大きい円すい状をしているのが
「ムカル・イソ」(マサカリ岩の意)と呼ばれるもので、この岩には
「天地創造に際しコタンカラカムイ(天地創造の神)は、クワとマサカリと石づちを使った。
すべてが終わった後これらの道具を捨てて天に帰った。
この道具は腐るにつれて魔神や悪い水になったが、マサカリだけは重いため
魔神にもなりきれず、そのまま岩になってしまった」というアイヌ伝説がある。
ムカル・イソの下には四角い穴があり満潮時には小舟が出入りできることから
和人は「窓岩」と呼んでいたが、やがて蓬莱門というどっしりとした名に変わった

地名由来板より

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この日、チャラツナイで撮ったお気に入りの一枚(笑
チャラツナイで一通り写真を撮り終えたあと撮影会は無事終了となりました。

帰り支度を始めた時「あ~またあの獣道を登るのかー」と考えると
辛いな~って思うんですけど
でも、どんなに行き帰りの道のりが苦しくても
このような風景を見たらそんな辛さも吹っ飛んじゃうんですよね
室蘭も中々やるじゃん!って感じでしょうか(笑

辛い分、達成感も濃く今回も楽しい撮影会となったのでした。
さて、今日最後の記事は、当の管理人が爆睡中の時間にアップ予定です
起きてる方はお付き合いくださいね(笑

コメント

  1. より:

    ほいほ~い。
    一番乗りでおじゃる~
    ここの浜はですね、国土地理院の地図では「茶良津内浜」なんて誤記されてますが、アイヌ語ではプトフレナイ(川口の赤い川)、漁師さんなど地元の方は亀田浜などと呼んでいます。
    チャラツナイ浜は北大の海藻研究所があって浜まで舗装道路のある方ですよん。
    二枚目の写真左端に写っている岩崖は、ロッククライミングの練習場に最適だとかで、夏になると登っている方がいたりします
    その岩崖を挟んだ向こう側の浜がリロマモイ(波立つ入江)で、モトマリ墓地の奥から降りる道があるんですよ~。
    (将来のツアーコース候補ですね・笑)

  2. ダイタ より:

    本当に青空の元で撮影したい風景だったねぇ
    ※一応、明日は行ってみるけどねぇ

  3. seal より:

    >想さん
    一番のりありがとうございます~(爆
    あーーー!プトフレナイ・・・それですよ、それ。
    赤い川も写真に撮ってきたので書こうと思ってたんですが
    名前を忘れてしまって・・・でも、どうしてあの川、赤いんでしょうね
    チャラツナイ浜って呼ぶのは舗装道路の方でしたかー
    今度は、私もメモ帳持っていきます(笑
    あの岩崖をロッククライミングしてる方がいるんですか?
    そういえば・・・メンバーの中にもサンダルで若干ロッククライミングしてる人が
    いましたねえ(笑
    モトマリ墓地の奥から降りるコースも行ってみたいです
    考えたらまだたくさん探検場所がありそうですね(笑
    >ダイちゃん
    今回の撮影会、お天気がいまいちだったもんねえ~
    私も青空の下で撮りたかったですー
    やっぱ行ってみるのねえ(笑
    気をつけてねー・・・ってもう現場かな?(爆
    撮ってきたら写真見せてね~

  4. 僕らの冒険 前編

    この1枚の古い地図から、僕らの冒険は始まったのである。

  5. Ktaro より:

     初めまして。蓮菜門について調べていたところ、こちらにたどり着きました。こちらの素晴らしい画像を頂いちゃおうと思ったのですが、よく見ると無断転載禁止のようですのでリンクさせていただきました。トラックバックのやり方が未だにわからないもので・・・(^~^;)ゞ。
     リンクすることにも問題がありましたら削除いたしますのですぐご連絡ください。それでは。
    ※ちなみにリンクを貼らせていただいた記事は10月22日の予約投稿となっています。

  6. seal より:

    >Ktaroさん
    はじめまして。
    ブログ拝見させていただきました。
    蓮菜門は展望台からは見えないので私も下へ降りて実際に見たときは感動しました
    もし機会があれば下まで降りて見てみるといいですよ~
    リンクありがとうございました。