葉山嘉樹文学碑

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入江臨海公園の中央に港を背に葉山嘉樹文学碑が建っています
かなり大きく目立つ文学碑なので見た方も多いのではないでしょうか。
ここで、自分が後から読み返すためにも葉山嘉樹について
文学館通信から抜粋して書いておこうと思います。

設立は昭和61年10月18日
「海に生くる人々」の著者 葉山嘉樹の命日の日である。
主碑は、碑にふさわしいどっしりとした巨岩である
碑文は長谷川正治の揮毫によるもので堂々とした文字である
副碑には「海に生くる人々」の一説が刻まれている
室蘭港が奥深く廣く入り込んだ
その太平洋の湾口に大黒島が栓をしている雲は北海道の全土を蔽ふて
地面から雲までの厚さで横に振りまくった
「海に生くる人々」は、大正12年
著者が名古屋刑務所に収監中完成した
作中には、当時の石炭運搬船の過酷な労働、悲惨な境遇と共に
冬の室蘭港、町の様子ー東陽軒を含めてー

-港の文学館通信より抜粋-


現在、「海に生くる人々」は、絶版または重版未定で中古のみにて販売。
それにしても文中にある東陽軒という言葉
今となっては懐かしいですね(笑

コメント

  1. キセ より:

    こんにちは。キセです。
    自分はブンガクは苦手ですが、室蘭に著名な作家や芸術家が多いのはこの土地の景色も大きく影響しているのかな~と思っています。
    東洋軒は一度だけ行ったことがありますが、アーケードや旧栗林ビルと同じく取り壊されるのが残念無念でした。函館みたいに古いも新しいも同居できる環境がちょっと羨ましいです。

  2. seal より:

    >キセさん
    おはようございます~。
    私も文学は苦手な方ですが(汗)
    室蘭には著名な作家が多くて室蘭独特の情景などが書かれているのを
    読んだりすると嬉しくなります(笑
    室蘭にも結構味のある建物があったのに
    取り壊されてしまったのは本当に残念ですよね
    その点、函館は調和がとれていると言うか・・・
    だから観光客も多いんでしょうね~
    キセさん、日曜も仕事で忙しそうですが体調崩さないようにしてくださいね~

  3. キセ より:

    こんばんは。キセです。
    写真サイト見ていただけたのですね。ありがとうございます。
    先週は札幌から工場夜景ツアーの第一陣が来ていましたが、喜ばしいことに同じ写真サイトの人が参加してくれていました。自分の写真が微力ながら室蘭の活性化に繋がってくれるとしたら嬉しい限りです。
    日テレで始まるMotherも少しブンガクのニオイがするドラマかもしれませんね。工場夜景・ドラマと、この機に乗じて室蘭も盛り上がってくれることを願っています(^^)

  4. seal より:

    >キセさん
    おはようございます~
    キセさんの写真サイトは、いつも見に行ってますよ~
    コメントできないのが残念なんですけどね(笑
    新聞に夜景ツアーのことが載っていましたが、すでに始まっていたんですね
    キセさんの工場の夜景写真はとてもキレイなので
    地元の私でさえ見に行きたいって思いますよ~
    自分の写真を見て室蘭に興味を持ってくれるのは嬉しいですよね~(笑
    Motherのロケ、イタンキや英国館などあちこちでやってたみたいですね
    ドラマを見た人が少しでも室蘭に興味を持ってくれるといいなと私も思っています