常盤町にある栗林商会の歴史的建造物「蕙山苑(けいざんえん)」が
今年の10月に建設100周年を迎えるのを記念して
8月15、16日に一般公開されるというのを新聞で見たので早速行ってみました。
以下、写真多いです↓
母屋です。
蕙山苑は、栗林五朔翁(現 (株)栗林商会 相談役 栗林徳光氏の祖父)が
明治42年10月22日に建設されたものであります。
当時の室蘭は、日本製鋼所輪西製鐵所(現 新日本製鐵(株))の
建設工事が始まり、室蘭港の整備と相まって政財界の要人が
続々と来蘭していた頃であり、これら要人を手厚くもてなすために
巨額の私財を投じて建てられたものであります。
従って、建築にあたっては、翁の出身地の新潟方面から宮大工を呼び寄せ
釘一本も使用せず入念に仕上げがなされ、ために100余年を経た
今日なお建物には、寸分の狂いもなくピッタリと納まっております。
-頂いたパフレットより引用-
応接室などにある装飾品の数々は、とてもすばらしいの一言ですが
私が目を奪われたのは部屋の中から見える庭でした
こちらの庭は、ツツジが咲く時期はとても見事なんだそうです。
庭には、同社創業者の栗林五朔像がありました。
こちらが手製でゆがんだ窓ガラスです
写真ではわからないと思うんですけど・・・・
確かに庭を歩いている人達がゆがんで見えましたよ。
一通り中を見学してから庭を散策していると、何やら展望台らしきものを発見!
社員の方が「あの場所から電信浜が見えるんですよ」と言うので行ってみると・・・・
そこには、こんな景色が広がっていました。↑
緑を感じながら電信浜を眺めれるなんて・・・・
いつまでもこの景色を眺めていたいと思うくらい感激!
雪の降る北海道では珍しい瓦屋根、室蘭で最も古い洋間。
そして貴重な骨董品の数々。
子供の頃から蕙山苑の外側を通るたびに中を見てみたいな~と思っていたので
今回の一般公開はとても嬉しくて、
あちこち見ては、1人で「すごい!すごい~~」を連発していた私(笑
帰り際、お茶とお菓子のお土産も頂きましたよ。
今日(16日)も公開しているので、気になった方は行ってみてはいかがでしょうか。
詳しくは、室蘭民報さんの記事に書いてあります→こちら
子供の頃から見てみたい場所だったので写真も多く長くなってしまいました(汗
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
ちなみに、他にもたくさん写真を撮ってきたのでこちらにアップしています
↓
蕙山苑(けいざんえん) by (C)seal